仙台市有48施設が非常用発電機の法定負荷試験未実施

2018/02/17

仙台市の48の市有施設が、消防法で義務付けられる非常用発電機の負荷試験を実施していなかったことが分かり、この問題が河北新報に掲載されました。

【河北新報オンラインニュース】仙台市有48施設 非常用自家発電の法定負荷試験未実施(2017年12月14日木曜日掲載)

仙台市の48の市有施設が消防法で義務付けられる非常用自家発電設備の負荷試験を実施していなかったことが13日、分かった。点検が必要な施設の7割に当たり、最悪の場合、火災による停電時にスプリンクラーなどの消火設備を動かせない恐れがある。同様の状態の建物は民間にもあるといい、法令違反を見過ごしてきた市消防局の監督責任が問われそうだ。

【河北新報オンラインニュース】<自家発電試験未実施>仙台市施設の法令違反状態、一部は複数年に 点検業者少なく法律空文化の可能性(2017年12月15日金曜日掲載)

仙台市の48市有施設が消防法で定める非常用自家発電設備の負荷試験をしていなかった問題で、一部施設では法令違反の状態が複数年にわたることが14日、分かった。十分な知識を有する点検業者が少ないことなどが背景にある。負荷試験の意義が共有されず、法律が空文化していた可能性が大きい。